News

プレスリリース

AI活用の工夫と学びを共有。10月の「TCIナレッジフライデー」を開催

株式会社テクノクレアは、2026年10月16日(金)、社員同士が知識や経験を共有する社内勉強会「TCIナレッジフライデー」を開催しました。

今回は、AIを活用したAWSインフラ構築、Unityによる3D開発、旅行支援のAIチャットボット、日常生活や仕事でのAI活用、クメール語学習アプリの制作という5つのテーマが取り上げられました。

業務の効率化から個人の開発、日々の学習まで、活用の場面はさまざまです。生成結果の確認や外部サービスの障害への備え、AIの提案を理解してから使う姿勢など、実際の利用を見据えた工夫も共有されました。

インフラ構築から語学学習まで。5つの実践を紹介

・AIを活用したAWSインフラ構築

Claudeと、クラウド環境をコードで構築・管理するツール「Terraform」を組み合わせた事例です。Notionにまとめた要件からコードや構成図などを生成し、環境構築を進めました。生成後の確認や実環境での調整も取り上げ、AIによる効率化と、人が確認・判断することの両方を伝える発表となりました。

・Unityを用いた3D開発へのAI活用

3D開発環境「Unity」とAIを連携させ、オブジェクトの配置や物理シミュレーションなどの作業を自動化する取り組みが紹介されました。操作が止まる場面や利用上の制約も取り上げ、実際に動かして確かめながら、開発に活用できる範囲を検証しています。

・旅行支援のAIチャットボット開発

カンボジア旅行を支援するチャットボットの開発を題材に、回答の信頼性を高める工夫が紹介されました。根拠となる情報をAIに渡して参照元を表示し、外部サービスのエラー時には代替手段を用意するなど、利用者が情報を確かめながら使える仕組みを目指した事例です。

・日常生活や仕事でのAI活用と学習の工夫

ChatGPTでの疑問解決や文章確認、ClaudeのPlan Modeを使った開発前の計画づくりなど、日常生活と仕事でのAI活用を取り上げました。開発では、提案の不明点をAIに質問し、理解してから実装へ進む使い方です。さらに、学習サービスのパズルや演習のデモを通じ、AIに頼るだけでなく、自分で問題を解いて思考力を鍛える学び方にも触れています。

・AIを活用したクメール語学習アプリの制作

語学学習をテーマに、AIを活用してアプリを制作した事例が紹介されました。現地の言葉で会話をしたいという関心を出発点に、フレーズの学習や復習を支える仕組みづくりに取り組んだものです。業務上の課題に限らず、個人の関心も新しい技術を試すきっかけになっています。

身近な使い方から、開発や仕事の進め方の工夫へ

TCIナレッジフライデーでは、これまでも社員がさまざまな立場からAIの活用経験を共有してきました。

6月には、スライド作成やバックオフィス業務、Web制作、英語学習など、身近な仕事や学習での使い方が取り上げられ、7月には、AIの活用方法に加え、モデルの比較検証や情報の扱い方、仕事の進め方を考える発表もありました。

8月にはアプリ開発やテスト自動化、9月には負荷テストの改善、定型業務の自動化、複数のAIエージェントを使った並列開発など、具体的な開発や業務の改善事例が共有されています。

身近な使い方から開発現場での工夫まで、社員が経験を持ち寄ることで、さまざまなAIの活用方法を学ぶ機会になっています。10月も、インフラ構築や旅行支援、語学学習など、幅広い実践が共有されました。

効率化に加え、確かめる・備える・理解する

今回の発表では、AIに作業を任せるだけでなく、その結果をどのように確かめ、実際の利用につなげるかという視点も見られました。

AWSインフラ構築の事例では、AIが生成したコードを事前に検証し、実際の環境でも動作を確かめながら調整する過程が紹介されました。一方、旅行支援のチャットボットでは、誤った回答や外部サービスの停止に備え、根拠の提示や代替手段を設計に取り入れています。

また、日常のAI活用では、提案された計画をそのまま実行するのではなく、分からない点を質問し、納得してから実装に進む方法が共有されています。

共有された知見を、自分の仕事で試す

社員アンケートには、勉強会で知った方法を仕事に取り入れた事例や、AIへの頼み方、作業の進め方を見直した経験が寄せられています。

ある社員は、複数のAIエージェントを同じ作業場所で動かした際に、原因の分かりにくいエラーを経験しました。勉強会で紹介されたgit worktreeを使って作業環境を分けたところ、エラーや手戻りが減ったと回答しています。

また、AIに「これでよいか」と同意を求めるのではなく、「自分の考えの問題点を指摘して」と尋ね、見落としを探す使い方も実践されています。この聞き方に変えたことで、検証漏れや間違いが減ったと感じています。

他の社員の実践を知り、自分の仕事で試してみる。すぐに取り入れられない場合も、自分の業務にどう活かせるかを考えるきっかけとなりました。

当社では今後も、社員同士が知見を持ち寄り、互いに学び合う機会を大切にしながら、一人ひとりの成長と技術力の向上につなげてまいります。

この記事をシェアする

お知らせ一覧へ戻る

関連記事

最新記事

事業・技術活用に関するお問い合わせはこちら

AI、デジタルツイン、ブロックチェーンなどの技術活用やシステム開発に関するご相談、掲載内容へのご質問、協業・取材のご依頼などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら