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緯度経度を取得・検索するための基礎知識や一括入力する方法

緯度経度の取得の基礎「ジオコーディング」や取得方法

緯度経度を取得するための方法をご紹介いたします。ジオコーディングの意味や活用するメリット、緯度経度を連続して取得する場合に一括して入力する方法について見てみましょう。ご紹介する方法は、Google Mapを活用して無料でマーカーを表示させることはできますが、とても手間がかかります。手間をかけず、マッピングの時間を短縮するのであれば、テクノクレアの「RouteMapper」をお試しください。

緯度経度取得の基礎「ジオコーディング」の意味や活用メリット

緯度経度を取得するジオコーディングとは何か、住所と緯度経度で位置情報を紐づけて活用するメリットについてご紹介いたします。地名と座標を対応させることで、ビジネスに幅広く活用できます。

緯度経度取得の基礎「ジオコーディング」とは

目的地を指す

ジオコーディングとは、住所や地名から緯度経度の地理座標を付与し、地球表面の位置に変換することです。一つずつの位置説明を入力する方法のほかに、一度に多数の位置説明を指定することもできます。
住所と緯度経度で位置情報を紐づけることには、位置を「見える化」し共有できるという点で大きな意味があります。住所を番地まで知っていても、その場所がわからなければそこへ行くことはできません。しかし、住所を緯度と経度に変換すれば地図に住所の位置を表せるため、そこに行くことができます。

一方、タクシーなどで向かう先の場所を緯度と経度で伝えても、ドライバーはその場所を認識することが難しいでしょう。緯度経度を住所に変換して伝えることで、その場所へ向かうことができます。緯度経度を住所に指定して変換することによって、位置を認識しやすくなるのです。

ジオコーディングは、お互いに正しい位置を知るために必要です。人と人はもちろんのこと、人と機械が正しい位置を認識するためにも必要なシステムだと言えます。

緯度経度を取得して活用するメリット

緯度経度活用のメリット

ジオコーディングデータベースはデータ解析や顧客管理など、ビジネスの場で幅広く活用できます。実際にどういった活用が可能なのか、活用の事例を見てみましょう。

不動産物件の位置情報

全国に多数の物件を管理している不動産会社では、賃貸物件の地図をWEBサイトに掲載しています。日々変化している物件情報を更新しなければなりませんが、手動で行えば地図上に何万もの物件のピンを打つことになります。そこで、大量の住所データリストから緯度経度によってジオコーディング変換します。地図データとして保持すれば、不動産のWEBサイトで最新の情報を掲載することができます。

オフィスの移転

オフィスを移転する際に、すべての従業員が満足できる場所を探すことは簡単ではありません。そこで、ジオコーディングデータベースが役立ちます。すべての従業員の自宅住所を地図上にプロットすることで居住地の分布がわかるため、通勤時間だけでなく災害時の帰宅ルートも考慮した、最適な立地を探すことができます。

緯度経度情報を逆ジオコーディング

物流業界では、運転日報が義務づけられています。乗務を開始した地点や終了地点のほかに、立ち寄った場所や休憩場所などを報告しなければなりません。途中の経由地点の住所を把握するのは簡単ではなく、大変な作業と言えるでしょう。走行中にGPSで緯度経度を取得し、対象のポイントを指定して逆ジオコーディングすれば、手間なく住所を入力することができます。

緯度経度の基本的な取得方法や一括入力する方法

Google Mapを活用し、緯度経度を指定して場所を検索したり、位置ごとの緯度経度を取得して場所を調べたりする方法があります。緯度経度を連続で取得したあとで、一括で入力する方法についてもご紹介いたします。

緯度経度の取得方法

机の上のペン

Google Mapで緯度経度を指定して場所を検索する方法と、任意の位置の緯度経度を取得する方法があるため、それぞれの方法について見てみましょう。

緯度経度を指定して場所を検索する

まずGoogle Mapを開き、検索ボックスに緯度経度を入力して検索します。検索する際、緯度経度の間はカンマまたはスペースで区切ってください。画面中央に座標の場所が現れ、ピンが表示されます。

Google Mapで任意の位置の緯度経度を取得する

まずGoogle Mapを開き、目的の位置で右クリックします。コンテキストメニューが表示されたあと、メニューの中の「この場所について」を選択してください。画面下に表示される小さなパネル内に記載されている緯度経度がリンクになっています。緯度経度をクリックすると、画面の左側に改めて緯度経度など、この場所についての情報が表示されます。

上記が一般的な緯度経度の取得方法です。微調整が必要だったり、同じ作業を繰り返したりする必要があります。場合によっては何度もつくり直しをしなければなりません。テクノクレアの「RouteMapper」では、座標データのルートが簡単に作成できるため、手間がかからず時間が大幅に短縮できます。

緯度経度の取得後に一括入力する方法

パソコン作業をする人

Google Mapに一括でマーカーをプロットする方法をご紹介いたします。

1.リストを作成する

まずは、一覧にしたいマーカーをリストにする必要があります。リストには各マーカーの駅名や施設名などのタイトルと、緯度経度または住所の情報が必要です。緯度経度が不明な場合には、一括表示サービスを利用するか、一つ一つ調べていくかのどちらかの方法を選びます。調べた緯度経度は、タイトルをつけてxlsxファイルとして保存してください。

2.マイマップにデータをアップロードする

Googleにログインし、マイマップにアクセスします。Googleアカウントがない場合は画面右上の「ログイン」よりアカウントを追加してください。マイマップでは、左上に表示されている「新しい地図を作成」をクリックし、初期表示の「無題の地図」「無題のレイヤ」に任意の名前をつけておきましょう。名前は後から変更可能です。

インポートをクリックし、最初の準備で作成した緯度経度リストのxlsxデータをインポートしてください。何を頼りにマーカーを示すのかを問われるので「緯度・経度」をチェックし、緯度経度それぞれのチェックボックスに指定してください。「続行」をクリックすると、次は地図のマーカーのタイトルに使用する列を問われます。場所名を指定して「完了」すると、地図上にマーカーが表示されます。

3.データの確認と微調整

インポートすると、左にメニューが表示されます。各マーカー名をクリックしてマーカーの情報を編集します。緯度経度やタイトルの調整もここでできます。

4.地図の公開

編集が終了すれば、ようやく公開です。左メニューにある「共有」ボタンをクリックすると、「共有する前に名前と説明を追加」という画面が表示されます。この画面から好きな内容に変更して「OK」をクリックすると、「共有設定」が表示されます。「変更」をクリックすると、公開範囲が選択できます。一般に公開する場合には「オンウェブ上で一般公開」を選択してください。

公開するURLは共有リンクです。自分のサイトのページに地図を埋め込むことも可能で、地図タイトルのメニューから「自分のサイトに埋め込む」を選択してください。表示されたタグを自分のサイトに貼り付けると完了です。

上記が、緯度経度の取得後に一括入力するための作業の流れです。複数の地図を連続して作成する場合は、作成したい地図の数ごとに新しい地図を作成しなければなりません。レイヤにする場合には、4回ほどレイヤを追加することで、1つの地図に5種類のマーカーの表示が可能です。また、インポートしたデータにミスが見つかった場合には、個別に修正する必要があります。少しのミスではなく大幅に変更が必要な場合は、インポート元のデータを修正やレイヤの削除、レイヤの追加からやり直さなければなりません。

テクノクレアの「RouteMapper」を利用すれば、座標データのルート作成が簡単にできます。微調整や同じ作業を繰り返す必要がありません。また、せっかく作成した地図をつくり直すこともありません。従来の面倒な作業が必要ないため、マッピング作業の時間は大幅に短縮できます。複数の地図を連続して作成する場合にもおすすめです。

緯度経度を取得して検索する!指定の座標に連続して入力・マッピング

Google Mapを活用し、緯度経度の情報を指定して場所を調べることができます。Google Mapに一括でマーカーをプロットすることも可能です。しかし、インポートしたデータにミスがあれば個別の修正が必要です。大幅に変更する場合には、再度マッピングする必要もあります。

Google Mapを活用してマッピングを行うテクノクレアの「RouteMapper」を使えば、直感的な作業でルート作成が実現できます。決まったルートを通る場合に活用できる、業者様に向けたツールです。RouteMapperを活用していただければ、大幅な時間短縮が可能になります。2週間無料のトライアルもございますので、お気軽にお問い合わせください。

緯度経度を取得してルート作成を行うなら株式会社テクノクレアへ

会社名 株式会社テクノクレア(Techno Crea Inc.) 略称【TCI】
設立 2012年4月
住所 〒112-0004 東京都文京区後楽1-2-8 後楽1丁目ビル 3階
TEL 03-6256-8388
代表者 代表取締役 阿部 清貴
事業内容 お客様の利益が最優先のシステムコンサルティング 付加価値を追求するシステム開発 いいことなんでもスマートフォンアプリケーション開発 今をもっと快適にするWEBサービス提供
アクセス JR総武線「水道橋」駅西口より徒歩約3分
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